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09/11/15(日) 香川県グッドライダーミーティングに行ってきました。


 えぇ。行ってきました。行ってきましたとも。

 朝9:00、SBS栗林に集合です。事前に受付開始を遅らすとのハガキが香川県二輪車安全普及委員会からご丁寧に届いておりまして、それに従い、集合です。

 私M下@GS1200ssと、レブル250氏、某メーカー系販売会社勤務N君@バンディット250の3名で、ちょっとそこまで。高松自動車学校さんにお邪魔します。

 

 時間を持て余し気味で早めに出発&到着したのですが、すでにたくさんのバイク&人が来ています。

 例によってここらで一枚…と、ウェストバックをゴソゴソ…。デジカメをゴソゴソ…。スイッチオン! レンズを参加者さん達の方へ向けて……… ん? 画面が真っ暗ね。どうしたのかしら? スイッチをゴソゴソ…。

 

 

 

 

 

 

 

 ………バッテリーを確認。

 

 

うはぁ!!(楽しげに)

 

 

 

 

 

 

 

 電池入ってねぇや!(物理的に)

 

 はい。やってしまいました。電池の残量が無いとかではありません。バッテリーカートリッジが、入っていませんでした
 これには正直、我ながら大笑いしてしまいました。

 だって本来バッテリーが収まっているべき場所に、ただの空間があるんだもん。

 

 「The マヌケ」って感じのその絵面がツボにハマッてしまいました。

 ひとしきり笑い終えた後、仕方ないなと思いながら携帯電話のカメラで撮影しようとポケットをゴソゴソ… ん? ぺしゃんこね。どうしたのかしら? 他のポケットをゴソゴソ…。ウェストバックをゴソゴソ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ……………………。

 

 

 

うはぁ!!(「しまった!」風に)

 

 

 

 

 

 

 

 

携帯忘れた!(社会人失格)

 

 もう、何しに来たのでしょうか? カメラはまだしも携帯置いて来たらダメだろ。俺。

 そんな訳で、今回は一切写真を撮影できませんでした。

 おしまい。

 

 

 ではいけませんね。いけません。

 ここで一つ、初の試み。

「嗚呼、レポートはテキスト(文字)だけ
 〜in高松自動車学校 グッドライダーミーティング編〜」
を、お楽しみ下さい。

 

 今回のミーティング、要は安全運転講習会なのですが、

  1. バイクは自分の愛車を持ち込む。
  2. 座学はほぼ無し。実技講習のみ。
  3. 白バイ&白バイ隊員参加。アドバイスを受けたり、デモ走行が見られる。
  4. 昼飯付き。

 という内容です。
 特にM下は教習所を卒業、念願のマイ・バイクを初めて購入し、そろそろ慣れてきた〜って頃によく、このバイクでもう一回教習所を走ってみたい、と思っていたり、大型免許取得の時はその時所有していた400のバイクで走ってみたいと思ってたりしてましたので、結構テンションが上がり気味でした。

 受付を済ませ、ゼッケンを受け取り、さっそく集合です。主催者の挨拶のあと、みんなで体操をします。

 バイクをゼッケン順に並べ、慣熟で外周を数週回った後、各班に分かれてそれぞれのセクションへ参ります。

 

 私M下とN君は同じ班になりました。最初はパイロンスラロームです。

 M下のGSには、コーナーを鮮やかに駆け抜けるため(笑)のセパレートハンドル、思いのままに駆動力を路面へ伝えるため(大笑)の鋭いエンジンレスポンス、イバルに差を付けるため(爆笑)の強烈なトルクが備わっています。

 自分の番を向かえ、白バイ隊員さんの「スタート!」の合図で、後方確認、発車します。

 ブーン… カクッ… ズドッ!… そろっ… ズドッ!… そろろっ… ズドッ!…

 滅茶苦茶怖い。

 まあ、正直予想はしていましたが、やっぱり非常にやりにくいです。一度目を終えたときのインストラクターさんのアドバイスは、

 「…(まじまじとバイクを見やりながら)パワーあるんですよね…。このバイクで速く走ろうと思うなら、切り返しをいかに素早く…かです!」

 とのこと。はい。やってみます。二回目。

 ブーン… カクッ… ズドッ!… カクッ… ズドッ! カクッ… ズドッ!

 やっぱり怖い。

 次のアドバイス。

 「ハンドルの切れ角が辛そうですね…」

 え? アドバイスは? あ、そうですね、はい。ハンドルストッパーに当たってますorz

 それでもハンドルから下はどんなバイクも一緒だろと、真摯に練習を繰り返すうちに、アドバイスをされずスルーされるようになりました。N君もかなり深いバンクアングルを見せながら、器用にこなしています。そんなこんなで、次。コーナリングです。

 

 半径がそれぞれ、5m、9m、14mのカーブを曲がるだけなのですが、色々安全運転の上ではコツがあるらしく、練習です。

 M下の一回目のトライ。ハッキリ申し上げて完全に舐めて掛かっていました。せいぜいヒザを開かないように気を付けた程度で、普通にこなしました。

 ここでは白バイ隊員さんがアドバイスをしてくれます。で、その弁。

 「もう少しアゴを引いて乗ってやると、スムーズになるよ」

 なるほど。確かに日頃は意識するところではあります。「まぁ、ボケーっと運転してたしな。見抜かれたか」 と、次の回にそこを意識。一般道を走る程度の緊張感を保ち、アゴを引き気味でトライ。
 で、その際のアドバイス。

 「(アゴを引くジェスチャーをして)こんななってるから、もう少し遠くに視線を送って乗るといいよ」

 

 

 

 ………。

 

 

 

 さっき俺に何て言ったか覚えてんのか!?

 引いてたんだよ! 引けと言われたアゴをよ!!

 程度の問題だったとすれば、「ちょっと行き過ぎたな〜」とか、「いや、今のは引き過ぎや〜」とか言ってくれると思うのですが、まるでさっきのことは無かったかのようです。初めてかのように、しれっと間逆のアドバイスを施して頂きました。
 きっと隊員さんの中では初めて見るヤツだったのでしょう。こんな場違い雰囲気丸出しの、可愛いおめめが二つも付いたバイク、俺しかいないのに。

 まぁ、色々首の角度を試行錯誤しながら(他に心掛けたことは無い)、最終的には

 「大分スムーズになった」

 と言って頂きました。どうやら首さえしっかりしていれば、バイクはスムーズに曲がるらしいです。うん、ネタで書いたつもりだったけど、ある意味真理かもしれないな。

 で、次。急制動です。

 

 40q/hで走ってきて、止まる。教習所では割と難関となるケースが多いようですが、M下のGSにはより奥まで突っ込むためのカゲキなブレーキシステムが装備されています。

 

 

 

 

 

 

  済みません。本当に普通に鋭く止まってしまい、面白くありませんので次へ参ります。
ジャックナイフしてました(えっへん)。

 

 

 

 

 

 で、次は一本橋。ここはさすがに乗り慣れた自分のバイク。教習所での自己ベストを約16%上回り、アドバイスも

 「うん、今の感じで、もっとタイムを延ばしていきましょう」

 とのこと。しかし、同じ班のスーパーカブの少年が150%(M下過去ベスト比)をマーク。一度目は途中で落っこちたN君に火が付きました。

 結果。N君はカブ少年の89%。M下はその後二度連続、脱輪を喫し、終了。

 

 そんなこんなで、休憩です。お昼ご飯を頂きます。
 非常に豪華でした。参加費(¥2,000-)の半分は、これじゃないかと思わせる立派なお弁当です。

 

写真? ありませんよ。

 

 

持参物:デジカメの抜け殻、不携帯電話だもん。

 

 

 午後からは先の課題を少しアレンジした、

  オフセットパイロンスラローム(難易度:SSS)と、
  四輪教習用のクランク×2を利用したコーナリング(楽しさ:B)と、
  旗を振られるのを確認してからブレーキを掛ける急制動(アレンジ感:D)と、
  普通車一台分くらいのスペースをクランクでスロー走行する遅乗り(アレンジ感:A)

 をこなし、その後お待ちかねの白バイのデモ走行が始まりました。

 

 やはり、ヤツらは異常です。教習所はサーキットではありませんので(多少ホウキ掃き等をしてくれていましたが)、砂なども普通に浮いています。
 そんなもん関係無いと言わんばかりの走り。常に半ドリフト状態。

 隊員の楽しそうな笑顔が妙に心に引っ掛かりましたが、素直に感動しました。

 

 さらにその後、3つのグループに分かれて白バイ先導の傾斜走行です。

 先のデモ走行で白バイ達が走っていたコースを実際に走るのですが、先導が速過ぎてほぼフリー走行です。
 おかげでかなり楽しかったですが、白バイを突っつきに突っつく漆黒のVFRさんが、勢いあまりM下の目の前のN君の目の前で転倒。バイクもバイクなだけにかなり白バイを意識していたみたいで、実際課題もかなり上手な方でした(もう一台パニアケース、車体のバンパーまで白バイそっくりな真紅のVFRさんもいました。この人も非常に上手でした)。幸い大したケガは無かったようで、すぐにバイクを起こして転倒を全く意に介さないようにさらに突っついておられました。

 

 最後に簡単な閉会式を行い、各々帰路についていきました。

 

 香川では初めての試みでして、実際基本に立ち返った練習をするのは逆に新しく、非常に楽しかったです。

 こういった練習の延長にある競技が“ジムカーナ”かと思うのですが、サーキット走行ともモトクロスとも違う(あくまでM下の中で)新しいスポーツだなと、興味深い一日となりました。

 第二回目がきっと開催されると思います。
 意外に堅くなく、参加しやすい内容でしたので、その際は是非、皆様も一緒に行きましょう。

 

 おしまい。

 

         

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