Topへ戻る  レポートトップに戻る  GS50レポートTopへ戻る
08/04/27(日) 2008年GS50ワンメイク耐久レース
           四国シリーズ第一戦徳島ラウンドに参戦してきました。


 2005年からいろんな形で開催されておりましたこのレースですが、さまざまな理由により2008年をもって最終シリーズと
なってしまいました。

 今まで結構参加してきたM下と、前回初参戦して楽しかったらしく、ハマっちゃったI谷君とで、歴戦の勇者号(つまりボロボロ)
を買い取り、この素晴らしいレースイベントに有終の美を飾ろうと事前にいろいろカスタム(という名の車体修理・通常整備)を
行ってきました。

 そうして完成した新生GS50君。「アシュヴェルト」(命名の由来は長く、くだらないので割愛致します)

      じゃーん


かっこ悪いと思ったアナタ、きっと正常です。
かっこいいと思ってた僕らがどうかしてるだけです。
                            
 

 この、愛称「あっしーくん」をトランポに積み込み、やって参りました「徳島カートランド」。
四国のミニサーキットの中では非常に路面状況がよく、自動ラップタイム計測システムを完備したいろいろとありがたい
サーキットです。

プロ気取りの二人(と一台)。パドックにて。

 

 眠い目をこすりながら荷物を降ろし、練習走行〜予選(順位は忘れた。中の中くらいだったと思う)
とタイムスケジュールを消化し、決勝を迎えるわけです。

 

 もはや今となっては何時間の耐久レースだったのかも覚えていませんが、とにかく無我夢中で
二人は走りました。
                      バイクが窮屈で仕方なさそうなM下の走り。

 

 シリーズ開催の頃はマシン性能の差はどのチームにもほとんどなく、頑張れば報われるくらいのレベルだったこのレースも、
4年目を迎えるとマシンも熟成が進み、何よりライダーが皆メチャクチャ上手になっています。

 言い訳をするつもりではありませんがM下はなんだかんだでレースに出場したりしなかったり(2007年は一度も出ていない)
してた事もあり、全く走れている気がしません。
 それに輪を掛けて、メインジェットのセッティングを大いに狂わせている
(実際レースが始まってよそのチームと並んで走って初めて気が付いた)事もあり、
抜かれることはあっても抜くことはないレース展開が続きます。

                       I谷君。予選後に「膝の擦り方」を訊ねてきて,
                                                  教えてあげたらすぐにできちゃう器用な男。

ピットクルー「K西」。動物をさばく勉強をしている東北の四輪走り屋。

        同じく「K崎」。メーカーのデザイナーが一生懸命考えたデザインを
        全否定するお仕事(笑)をしています。

応援団「K藤」。ご老人の施設で食事を用意する、
                           仁徳に溢れた女性です。この日もお弁当を作ってきてくれました。

 

 さぁ、レースも終盤。それぞれ一回ずつのライダー交代を終え、最終スティントを走行するI谷君が、ここへ来てバリバリとペースを上げます。

 M下が、「マシンの限界だ〜」と腑抜けたことをぼやいてた脇で、本日のベストタイムを刻みます。

                        

 

 鬼気迫る爆走を続ける中、レース終了を示すチェッカーフラッグが振られます。

                         
                         チェッカーを受けるI谷君とあっしーくん。
                 ヘルメットもそうですが、このフォームは故・ノ○ックを彷彿とさせませんか?

集計を待つ中、次のレースで妙なケチ心を出さぬようにタイヤに
                          トドメを刺していたら、SBS高知の「キャサリン」(何故かお互いがそう呼び合う)
                          が乱入。W・マックスターンとなりました。

                        

 

 結果発表〜。

 

 6位! うん。微妙。表彰台には上がれないが、表彰式には招かれる。
                                          二人は食事中。  ん? I谷君は睡眠中?

 このあと、「アドレスV125」ワンメイクレースが開催されたのですが、疲れたしGS50の後のV125は速過ぎて怖いという理由で
辞退。若いくせに情けないチームです(笑)。

 V125レースの練習走行枠。粋なサーキットオーナーさん(かな?)から、「走ってきなよ!」と声を掛けて貰い、大喜びで
愛車・GSX1400で走り始めたK崎氏。
                                

 

 このあと、彼はやってくれました。彼が人に喜びを与えることを生涯の指標としているかは知りませんが、一人排気音が違うので
嫌が応にも注目を集めています。

 みんなが見守る中、彼のGSX1400は最終コーナーを立ち上がり、メインストレートを駆け下ります。
ゆるい1コーナーを曲がっている最中、「うぉーーーーーーーーーぅうぉおおん!!
との音と共に大きくリアタイヤをスライドさせ、0.8秒くらい金魚のようにバタバタしながらも、幸い転倒するには至らず、
走り去っていきました。
 その瞬間、会場全体が「おぉーー!」という驚きのため息に飲み込まれました。
 動画を撮影しているものの、アップの方法が分からないorz。

 モチロン意図的なものではなかったらしいのですが、本人はケロッとしたもので、
あんまりおもしろくな
…一安心しました。

 

 V125レースを観戦し終えた後、サーキットを離れ、一路香川へ帰りました。

 

 次のレースに向けて、「メインジェット換えなきゃな〜」ボケーっと考えながら、
M下はトランポの助手席でとにかくボケーっとしていました(I谷君は爆睡してた)。

 おしまい。

Topへ戻る  レポートトップに戻る  GS50レポートTopへ戻る